『オサムイズム“小さな巨人”スズキの経営』を発売

 

最新書の『オサムイズム“小さな巨人”スズキの経営』を日本経済新聞出版社より11月11日に発売いたしました。

2011年以来、独VW(フォルクスワーゲン)社との提携解消交渉がもつれ、7月頭には名経営者鈴木修氏の退任、長男の俊宏氏への社長交代が話題になった「スズキ」。本書は、浜松の中小メーカーからグローバル企業へとのぼりつめた同社のこれまでの歴史を追い、鈴木修氏の経営哲学とスズキが抱える課題、さらにこれからの自動車産業が目指すべき方向性を総括した1冊です。

自身を「中小企業のおやじ」と呼び、「生涯現役」を掲げて企業経営に邁進してきた修氏。氏の独創的な経営と成功の本質は何なのか。

経営哲学である「オサムイズム」をアナリスト目線で分析し、その光と影の両面を浮かび上がらせることを狙いました。オサムイズムの要諦が様々な経営者の指針となり、しいては日本再興の一助になればと願います。

パートナーであるGM(ゼネラルモーターズ)の破綻、VWとの提携解消問題、自身の後継者問題など次々と襲う危機をどのように乗り越え、それはスズキにどのような影響をもたらしたのか。

本書では氏の人間像に迫り、仕事観・経営哲学を深掘りすると同時に、世界の自動車業界の現状やその中におけるスズキのポジション、成功要因や強み、弱み、競争力なども考察いたします。

 

目次

第1章:岐路に立つスズキ

第2章:“小さな巨人”を生んだオサムイズム

第3章:オサムイズムの光と影

第4章:資本の論理に翻弄されて

第5章:オサムイズムと軽自動車

第6章:新たな成長戦略へ

終章:スズキの未来

◆鈴木修氏 インタビュー

 

詳細は日経出版社のウエブをご覧ください。

http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/32041/

 

Press Release Nov 11 2015 オサムイズム